気づきアンテナver1.00

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怒りをコントロールして上手に生きていこう

誰でも怒ってしまう!大事なのはその時の対処

こんばんは!今日は暖かい日でしたね。いかがお過ごしでしょうか。

本日、Kindleでアンガーマネジメントの本【図解 アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング/安藤俊介著】を読みました。そこで怒りについて興味を持ち、「中田敦彦YouTube大学」でアンガーマネジメントの動画を観ました。

そこから得た怒りについての知識、対処法を備忘録としてまとめます。ついつい怒ってしまうという方は一見の価値有りです。

 現代を生きる我々は怒りやすくなったと自覚すること!

怒りの理由は人それぞれあると思います。むかっとしてしまうスイッチはみんな違いますよね。けれど、共通して現在人は怒りやすくなっていると著者の安藤さんは言います。

「何事も便利になった現代においては、不便さに対する不快感を覚えやすくなった。忍耐力の低下が否定できない」とのこと。確かに、スマホひとつで買い物もできる、改札も通れる、動画も見られるという便利さ超享受社会を生きている私たちは不便なことにイラつきやすくなったのかもれませんね。満員電車が耐えられないということも現代社会の弊害でしょう。

怒ってしまった時はどうする?

怒りのピークは6秒!一旦待って頭の中を実況しよう

安藤さんも中田あっちゃんも言います。「怒りを覚えてから6秒がピークだ。自分の怒り状態を実況して落ち着け」と。なるほどなるほど、、「ついカッとなって30分後に殴った」いう人はいませんよね。現場ではすぐに殴っているはずです。

例えば、、そうですね。満員電車で足を踏まれたとしましょう。誰しも「っ!」となるはずです。そこで胸ぐら掴んで「何踏んどんじゃワレェ」となるか「満員電車だし仕方ないよな」となるかは人それです。重要なことでもないですし、反応しないことが一番ですが・・・

大切なのは、怒りを感じたときに頭の中で実況して冷静になることです。

「(足が踏まれた、、この痛みはヒールの先だな、親指から人差し指の間がジンジンするぜぇ・・・3cmくらい食い込んだんじゃないか。かなり痛むぞ、体重80キロくらいある人が踏んだな)」とか適当なことを考えているうちに6秒経ってどうでも良くなります

大概のことは人生の一大事ではありません。実況者になってやり過ごしましょう。

怒り方にもルールがある。リクエストを伝えよう

6秒経って怒りが収まらなかったからと言って怒ってはいけません。怒り方にもルールがあります。それは「怒りをぶつけるのではなく、具体的にリクエストを伝える」ということです。

ダメな怒り方はこんな感じですかね

「なんで言った通りにできてないんだ!いつもあなたは仕事が遅い!あなたは内向的だから人に協力を仰げないんだろう!」

こんな怒り方する人いるのかって勢いですが、つまり性格・能力・人格を否定することは絶対にいけないということです。

反対に、おすすめの怒り方、叱り方は主語を自分にすることです。

「書類が揃わないと、私が困ってしまうんだ。次からは誰かに協力を仰いで欲しいな」

こんなふうに叱れたら良いのではないでしょうか。時と場合にもよるとは思いますが。

「なぜ」「なんで」は相手を責めるニュアンスがある

上記の「なぜ」「なんで」は相手そのものに原因があると言う意味合いを含んでいます。

なぜそんなことをしたんだ」は相手に原因を求めてしまっていますよね。

それを「何が」「今度から」に変えてみましょう。

何がそんなことをさせたんだ」どうでしょう。相手に原因を求めているのではないのが分かりますよね。罪を憎んで人を憎まずということですね!

怒らない自分を作る習慣

嫌な記憶を定着させないようにしよう

悪口や、やけ酒は怒りを増幅させてしまう効果があります。反復して言葉に出すとそれだけ脳に定着してしまうのはお分かりですよね。

また、悪口は自分の脳にもダメージを与えます。脳は言葉の矛先が自分か相手か理解することができません。悪口を自分に対してだと勘違いして受け止めてしまいますので気をつけましょうね!

笑顔でいることが一番!

怒ったふりは本当の怒りを招くと言います。身体の状態に心がついてくという心理学の研究があり、表情フィードバックと名付けられています。ひとつ一つの所作を丁寧にする、にこやかでいる、言葉遣いに気をつけるということが健やかな生活に繋がっています。

笑う門には福きたる。も「幸せだから笑っている」のではなく「笑っているから幸せなのだ」ということですね。

怒りを整理して適切に対処!

怒りには、スルーするべき怒りと対処すべき怒りがあります。一体どのように仕分ければ良いのでしょうか。下の図をご覧ください。

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満員電車で靴を踏まれたは右下に分類。スルーですね

自分で原因を変えられるものは極力変えるように頑張る。変えられないものは自分から環境を変えることを意識しましょう!

終わりに

いかがでしょうか。私もついイラッとしてしまうことはあります。スルーするところは気にせず、対処できるところは再発がないように対処するなど、適切なアンガーマネジメントを行なっていきたいですね。

余談ですが、車に乗ると気性が荒くなるという人には2つの理由があるそうです。

  1. 車という道具の力で偉くなったと勘違いする
  2. プライベート空間で人の本音が表れやすい

誰かと車に乗るときには、その人のアンガーマネジメント力を伺うチャンスかもしれません。


 


【アンガーマネジメント②】怒りそうになった時の対処法と長期改善策