【体験記】レーシック手術<レクストベスト>
おはようございます。3月21日雨です。東京には横殴りの雨が降っています。
そして、今の私は雨粒の1つ1つを鮮明に捉えることができます。裸眼で。
そうです。私はコンタクト&眼鏡の生活を卒業しました!昨日の出来事です。
あまりに濃いレーシック体験だったので「こりゃ記事にせんといかんばい」と思いました。ベートーヴェンの「運命」でも弾いてるのかってくらいの勢いでキーボードを叩いています。
ここに、レーシック手術を受けた感想や流れなんかを残します。誰かの役に立てますように。
基本的なレーシック情報 流し読みで大丈夫デス
病院は「品川近視クリニック」を選びました。理由は3つ。
1.両親がここでレーシックを受けたこと。2.一緒に行った友達が招待券を持っていたこと。3.ネットの口コミを見て大丈夫やなと思ったことが理由です。
術式は「レクスト」を選びました。従来のレーシック手術に加え、角膜強化のオプションがついたものです。角膜強化をつけると「術後の視力低下が起きにくくなる」「近視乱視で削って薄くなった角膜を保護できる」などと言った理由があります。治療後は角膜の強度が150-300%向上するそうです。では体験記いきましょう!
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レーシックとは? | 品川近視クリニック【公式】/レーシック・ICLで視力回復
検査9割・施術1割のジェットコースター的体験
1番の感想はこれ、「どれだけ検査するの?!」です。次に「待ち時間なげぇ!」です。
「手術怖い!」は6番目くらいですかね。
朝の10時から検査と診察の予約をしていたのですが、一通り終わったのは午後2時半でした。
眼の検査をいろんな機械で行います。そりゃそうですよね。眼ですもん。
1種類の検査を行うこどに30分くらい待ちます。長いところで1時間待ちました。堪えます。
自来也先生の「忍者とは 忍び堪える者のことなんだよ」を地でいってました。
万が一のリスクのないように検査するのは当然かもしれません。「これだけ検査したら実は写輪眼持ちでした」とかあるかと思ったんですが至って正常でした。
手術は一瞬で終わるので、その内容については後述します。
ずるい営業 保証代の高さ
「お客様の眼の状態を考慮しますと、その機械はリスクがあります。この機械ですと生涯保証で安心ですよ」
やられました。当初33万円の「レクスト」というプランを予定していたのですが、
気がついたら55万円の「レクスト ベスト」になってました。恐ろしいことです。
これには仕方がない理由とリスクを避ける理由があるんです。
仕方がない理由
近視と乱視が強く、角膜を削る量が多いため標準の機械では切削調整が難しい。
乱視の治療に対応するため、新鋭の機械技術が必要。
リスクを避けるための理由
「レクスト ベスト」は生涯保証で視力が低下しても再度施術を受けることができる。
角膜を傷つけない治療が可能で術後の見え方が良好になる
とかですね、、私の場合は近視や乱視が強かったので結局33万円のプランじゃ不可能だったのですが22万円アップはおったまげました。
みなさんはどう思われますか?視力といった一生涯の多くを占めるもののリスク、極力回避したいですよね。うんうん。やはり、私は、、、間違ってなかった、、、が、、、ま、、、
ついにやってきた手術の時、、否応にも緊張感が高まる
午前と午後に検査をしまくって16時半、、ついに手術の時がきました。
また待つことになるので実際に始まったのは18時過ぎでした。
手術中に髪が眼に被ってはいけないので、青いキャップをかぶって待つことになります。
待合室に青いキャップをかぶった人たちが集まっているので中々シュールな光景です。
名前を呼ばれ、いよいよーーーという時、揺れました。地震が起きたのです。怖かった、、
手術中だったらどうなってたんだ?手術中の人は大丈夫か?と。
揺れていてもレクストベストの7次元レーザーならしっかり追跡してくれたと思うのですが。
スタッフさん達の会話から宮城県で震度5の地震が起きたと分かりました。
手術前にワンイベントを挟んでいよいよ開始です。
点眼麻酔をします。
室外の椅子で待ちます。
目をつぶっています。
名前が呼ばれます。
中に入ります。
そこでは医師と看護師さんが7人ほど忙しく動いていました。
「そっか、これは立派な手術なんだーーー」と初めて実感しました。
これまでのほほんと検査をしてきたので気が緩んでいましたが、ピリついた雰囲気に一気に緊張感を覚えました。
医師達は何やら数字を次々に声に出して確認しています。私の眼のデータでしょうか。
手術は確か右目から始まったような気がします。
瞬きできないようにかっちりと固定されてされるがままになります。
どうしても身体がこわばってしまうので深呼吸することを意識しながら目の前の緑レーザーを見つめていました。
片目は約3分くらいで終了します。2−3種類くらいのレーザーが当てられるのですが、
2回目のレーザーは焦げる匂いがします。何が焼けているんだ?!と。
恐ろしかったですね、、とにかく医師や看護師さん達を信じるしかありません。
お医者様方、あなた達はホールケーキアイランド編のサンジくらい信じられていると思ってください。
角膜を削る工程が終わったら一旦退出して角膜強化の部屋の前で待ちます。
この時すでに視力は回復しています。裸眼で、、見えるぞ、、?ってくらいです。
光が眩しく感じられて半目になってしまいます。ぼーっとした足取りで角膜強化の部屋に入りました。
すると医師1人と看護師2人がスタンバイしていました。
角膜強化の流れとしては、目薬をした後にレーザーを当てるといった具合です。
先程の角膜切削よりは恐怖感がありませんでした。
フラップを開く(眼の蓋を開ける)時だけは視界がぼやけるので怖かったです。一瞬失明します。
眼に直接オレンジの薬を塗られるのですが、麻酔が効いているため何も感じません。
角膜切削〜強化手術まで体感15分ほどで終了です。
光が4割増しの世界を裸眼で歩く
終わった後は強烈な疲労感がありました。手術なんて人生初ですから当然です。
目薬を数種類渡され、簡単な使い方の説明を受けて帰ります。
帰り道は目をきちんと開けられないのと、ずっと異物が入っているような感覚がありました。
父はレーシックを受けた後に運転して帰ったそうです。狂気の沙汰だと思いました。
保護用のメガネを渡されるのでそれを装着します。寝る時も付けます。
そして朝ーーー。異物感は軽減され、裸眼でコンタクトと変わらない視力を手に入れていました。あたらしい世界への一歩を踏み出したようです。ポケモンの26ばんどうろのBGMが流れています。感動の瞬間です。
この先にどんな経過を辿るのか私にも分かりません。とりあえず翌日検診に向かいます。
1週間は経過を見るため目薬や保護用メガネは必須のようです。
きっと、その先は裸眼で生活できる素晴らしい世界が待っているのでしょう。
レーシックに興味があるけど少し不安なみなさんにとって、1つの参考になると嬉しいです。
ではまた。