【感想】ネタバレ有 イースXIII switch版 爽快感抜群の良作
みなさんこんにちは!最近雨続きで思うように外出できないのではないでしょうか。
このご時世ですし、おうち時間が捗りますね。
今日は、おうち時間が捗りすぎてしまったゲームの感想を綴ります!
そのタイトルは「イースXIII Lacrimosa of DANA」
JRPGのトップメーカーである日本ファルコムが誇るイースシリーズのナンバリング8作目ですね。では早速みていきましょう!
どこから切り出せば良いのか悩んでいるのですが、まずはイース8に触れたきっかけとゲームの概要からお話しします。 今回はNINTENDO Switchで開かれた「いっせいトライアル」をきっかけに遊びました。 いっせいトライアルとはニンテンドーオンライン加入者限定のシステムで、期間限定で特定のゲームが遊び放題になるものです。体験版ではないので、期間内であれば思う存分遊ぶことができ、クリアすることも可能です。 過去には「ARMS」や「ファイヤーエムブレム無双」などの有名タイトルも配信されているので、オンライン加入者は今後もチェックしておきましょう。 ただ、開催期間は1週間程度なので通常であればクリアは難しいため、気に入ったら製品版を買うのでしょう。 通常であればね。 私の場合、時間は作れたので7日間で36時間プレイして真エンディングまで辿り着きました。 今作はイースシリーズのナンバリング8作目です。 当シリーズはタイトル順に遊ばなくても楽しめるので、XIIIだけをやっても十分に楽しめます。過去作のネタがちょいちょい出てきますが、気にならない程度で遊べます。ドラゴンクエストシリーズのようなものです。 シリーズを通しての主人公は「アドル・クリスティン」という青年です。相棒に「ドギ」という巨漢がいます。 イースというゲームは、主人公であるアドルが生涯100余りの冒険をした冒険家であり、50代に入ってから残した冒険日誌を追体験するという形をとっています。17歳で旅立ち、60歳を超えて北極点を目指したところで消息不明となっているようです。 そのアドルが残した冒険日誌の1つである「ゲーテ海案内記」に今作の冒険が記されているようですね。 物語の始まりは、アドルが乗っている旅客船がイカのような謎の巨大生物に襲われて沈没するところから始まります。目を覚ますと、とある島に1人打ち上げられていました。 そこはどうやら、船で話を聞いていた「セイレン島」という無人島のようです。 なんでも「永遠に呪われた島」とも呼ばれており、船は周辺で沈められ、島を目指した人は誰も帰ってきたことがないとか・・・ アドルは島で他の漂流者を探し、拠点を作りながら島を探索して脱出を目指すのが当作の目的です。 こんなに感情移入できたゲームはいつぶりでしょうか。 ゲームとしての楽しさと、シナリオを追っていく楽しさが素晴らしいです。 小説にしても良いのではないかというストーリーですね、、 ストーリーの大枠については他の方々がまとめてくださった記事が多くあると思うのでそちらをご覧になってみてください。 通常攻撃の他に、各キャラ固有のスキルを4つまで選んで使うことができます。 超必殺技ゲージが溜まると静止状態で強烈な一撃を叩き込むことも! ガードや回避、ジャンプを合わせることによってアクション性が高まっています。 テクニックを駆使することでノーダメージ勝利も可能なので、無理にレベルを上げなくても戦えるシステムが素晴らしいです。 アップテンポな曲をメインに良曲が揃っています。ファルコムのゲームってBGMが素晴らしいですよね。ゲームを終えたその日のうちにサントラを取り込みました。 おすすめ曲は初期フィールド曲の「SUNSHINE COASTLINE」や真EDボス戦で流れる「A-TO-Z」などなど、、 漂流村には総勢24名のキャラクターが参加することになりますが、船に乗り合わせた乗客たちということで素性も個性も見事にバラバラです。いいやつから嫌なやつまでたくさんいます。 パーティーメンバーになるのは6名なのですが、かなり思い入れのあるキャラクターたちになりました。ラスボス撃破時のメインは「アドル・サハド・ヒュンメル」でしたかね、、なぜか男たちの方が強くなってしまったんです。 アイテム画面やステータス、装備など見やすくて良かったですね。 ロードも短くて移動がストレスフリー。結晶石を利用した瞬間エリア移動も探索を進めるモチベーションになってくれました。 釣りが楽しかった。 無人島漂流生活をしているアドルは、夢の中で、ある女性になっているかのような感覚になります。そのせいで眠れない、、みたいな会話がありましたね。 アドルたちの拠点があるのは島の南部なのですが、島の中央にある山脈に登り北部を見渡すとそこには古代文明の遺跡と翼竜が空を飛び交っている景色が広がっていました。後半戦始まりの部分です! 山を反対側に降りていくと、恐竜と魔獣が合わさったような奴らがウヨウヨしており、その時の主人公たちでは歯が立たないので逃げながら先に進むことになります。本当に怖かった! 古代文明の遺跡を探索していくとアドルは不思議な気持ちになります。 夢の中で女性となって歩いていた街そのものだったからです。アドルは過去に生きた女性の意識を見ていたのです。 そして、遺跡のあるところで樹に包まれて眠っている女性を見つけます。 その女性こそが、夢の中でアドルが体験していた「ダーナ」でした。 サブタイトル「Lacrimosa of DANA」の「DANA」です。上で釣りしてる子ですね。 ダーナが合流すると、現実世界と過去の世界で行き来が可能になります。過去世界で樹を植えると現実世界で樹の道を作り先に進めるようになるみたいなことができます。 ダーナはどうして自分のいた世界が滅びてしまったのか記憶を失っていました。 アドルたちと合流し、過去の世界が滅びてしまった原因を突き止めるためにパーティに加わります。ダーナの操作楽しい! 結果、ダーナの世界は「ラクリモサ(涙の日)(サブタイトルのLacrimosa)」と呼ばれる現象により滅亡していたことが分かりました。 ラクリモサとは神視点でいうと、定期的に厄災を起こして種をアップデートさせていくことです。生き残れば良し、滅亡したら新たな種が繁栄して次のラクリモサで試すといった感じです。ダーナの種族は隕石群の衝突というラクリモサによって滅びてしまっていました。 その時、ダーナは神に選ばれ、次のラクリモサの見届け人として不老不死の身体となっていたため、アドルの時代まで生きていたわけです。実際は仮死状態で眠っていたわけですが。 ここからが本題! アドルの時代のラクリモサはすぐそこまで迫っていました。 ダーナは自分の時代に阻止できなかったラクリモサを止めるため仮死状態で眠っており、アドルたちと共に厄災に立ち向かうことになります。 アドルの時代の厄災とは「古代種の繁栄」です。人間では歯が立たない古代種を人間にぶつけて試すというわけです。十中八九、人類は滅亡します。 島で古代種が増えていたのはラクリモサによるためだったようです。 アドルたちはラクリモサ阻止のため「進化の理」を具現化したものに剣や銃で挑むことになります。これがJRPGの良いところ その後の結末はーーー。 私は普通に進めていたためノーマルエンドでしたが、クリア後にちょいちょいとやって真エンドを見ることができました。最終日残り4時間のところでした。 無限に湧いてくる雑魚を蹴散らし続けてなんだろうと思ってたら真ボスが登場しました。 いやぁ背景といいBGMといい激アツでしたね。 惜しくも最後の迎撃戦をプレイしているときに時間が来てしまい、強制終了となってしまいました。残念、、、! いっせいトライアルという任天堂さんの粋な計らいのおかげで、良作を無料で楽しむことができました。この期間でここまで楽しめた人はなかなかいないのではないでしょうか。 最後の迎撃戦をプレイしきれなかったのが残念です。ソフト欲しい、、! 今作のおかげでイースの楽しさを再認識できました。9月に発売予定というSwitch版のイース9を買ってみようかなという気になっています。 今回楽しませてくれた日本ファルコムさん、任天堂さん、その他関係者の方々、ありがとうございました。 コロナウイルスとは、現代におけるラクリモサなのかもしれませんねーーー。 遊んだきっかけ
概要
感想!全てが高水準でまとめられた良作
アクション 爽快感がすごい。シンプルだけど極めると奥深い
BGM 素材集めやレベル上げが苦にならない良曲揃い
キャラクター 一期一会で集まった個性派集団
システム UIも見やすく操作しやすい!苦にならない
シナリオ 話のスケール広げ過ぎ?!終盤とんでもない次元へ
まとめ