「反応しない練習/草薙龍瞬」の解説動画を文章でまとめる挑戦
今回は「まとめのまとめ」に挑戦してみたいと思います。
何をまとめるのか、それは【反応しない練習~ブッダの考え方~】という本をまとめた「中田敦彦のYouTube大学」「サラタメさん」の動画を自分なりにまとめてみます!2500年間受け継がれているブッダさんの教えを現代風に解説してくださっている本のまとめです。
プロ2人がまとめた動画を、素人がさらにまとめているという訳の分からないことが起きていますが、文章にしてそれなりに分かりやすくなったのではないかと思います。
以下、結論から語っていますので是非ご覧ください。
動画のリンクは記事の最後に貼ります。
結論:全ての悩みは反応から生まれる。無駄な反応してたらダメだよ
以上が結論です。
細かく言うと、現象から悩みが生まれるのではなく、心の反応によって悩み・ストレスが生まれる。
と、いうことです。自分自身の捉え方が大事ってことですね。
例を挙げてみましょう。
現象:満員電車
反応:イライラする
→自分が嫌だと思うからイライラすると言えます。
満員電車の車内でめっちゃイラついている人もいれば飄々としている人もいますよね。
仮に、すごく好きな音楽を聴きながら電車に乗っていたらあまり苦にならないかもしれません。
自分の反応次第でストレスは大きくなったり小さくなったりするんです。
「満員電車」という現象が原因ではなく、「嫌だな」と思う自分の内側にストレスの原因があると、ブッダ様は語られております。
「無駄な反応はするな。悩み・ストレスは解消できるし、そもそも生まれない」
自分が「嫌だなあ」と思ったところで電車から全員降りてくれるわけではありません。
嫌な気持ちも電車に乗せてどこかへ運んでしまいましょう。
無駄な反応をしないためにはどうすれば良いのか
現象に対する感情により、不安やストレスが生まれていることが理解できましたね。
さらにお伝えするとするならば、「私たちは大半のことの判断をしなくていい」ということです。満員電車が嫌だな、の判断をしなくて良いのはもちろんです。
芸能人の不倫とか、政治家の失言などは私たちが判断して良いことはありません。
むしろ、攻撃的な他人として、人の目に映ることでしょう。
○○が悪い!とか言っていいね!されると承認欲求も満たされてしまいますから危険です。
無駄な反応を生んで心に根深い悩みを生んでしまいます。
現代を生きるの私たちには判断しなければいけない場面が多いですよね。
判断するかどうか、反応するかどうかの仕分けをするステップに進みましょう。
反応するかの判断基準は1つだとサラタメさんは解説しています。それは、自分の仕事が前に進む情報かどうかです。「若い人は偉い人の独り言に反応しすぎ」だそうです。
明確に呼び止められていない、質問か意見か依頼か分からない独り言は全てスルーで大丈夫です。本当に大切なら名前を呼ぶはずですから。
条件反射的に反応する前に、立ち止まって考えてみましょう。
反応してしまった場合の対処法
①観察する
悩みが生まれたら、その悩みを第三者的視点で眺めてみることです。
「俺、嫌味言われてイライラしちゃってるなぁ〜」と幽体離脱して観察してみましょう。
突発的な怒りの感情は6秒しか保たないと言われています。
自分を観察する時間を入れると6秒が過ぎ去りスッキリするかもしれませんね。
「甘いものが食べたい!」「ゲームしたい!」などの衝動に駆られた時、自分を観察して本当の欲求かどうか確かめる時間をとってみましょう。
②書き殴る
「いやいや観察だけじゃこの欲求は止められないぜ」という方には書き殴るという方法をオススメします。
ルールは「3分間、手を止めずに書き続ける」だけです。
けれど、職場でイライラした場合に書き殴っていたら物々しい上に紙が誰かに見られたら悲惨なことになりますよね。そんな時はスマホやPCに打ち込みまくりましょう。
・自分が何に対して悩んでいるのか
・自分はどう考えているのか
→で、自分はどう行動するのか
具体的な行動が全く思いつかない時、自分の力ではどうにも解決できない時は忘れるしかありません。不完全燃焼感があるかもしれませんが、書き殴った結果「どうにもならない」という結論に辿り着いたわけですので自分の中では整理されたことになります。
絶対にしてはいけないこと、それは「自己否定」
自己否定をしてしまうと、自分が満たされない、何かに依存する状態になります。
承認欲求を求めて他人に攻撃的になったり、鬱などの逃避行動が出てしまいます。
「私は私を肯定する」と口に出してみるのはいかがでしょうか。気恥ずかしいかもしれませんが、自分が自分を勇気付けることができることに気付けることでしょう。
人生のゴールとは
ブッダさんに言わせれば、「人生におけるゴールは自分自身がOKだと思えればOK」だそうです。他人に何と言われようが、最終的に自分がOKを出せばOKになるらしいので、行動だけを辞めずに続けてみれば良いのかと感じました。
終わりに
最後までご覧くださりありがとうございます。
ストレスは自分の反応により生まれてしまっていることに気づけたのではないでしょうか。
もし嫌なことがあった時、「観察する」「書き殴る」を実践してストレスフリーに生きていきたいですね。
動画のリンクはこちらです。両方とも参考にしましたが、分かりやすいのはサラタメさんの動画だと感じました。是非併せてご覧ください。
【22分で解説】反応しない練習|10秒でストレスを消す思考法
【反応しない練習①】あらゆる悩みが消えていくブッダの考え方(The Practice of Non-Reactivity -Teachings of the Buddha)
【反応しない練習②】競争社会で悩まず生きるための正しい動機とは?(The Practice of Non-Reactivity -Teachings of the Buddha)