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約束のネバーランド実写化の感想!良くも悪くも「実写化」※ネタバレ注意

おはようございます。

昨日、約束のネバーランドの実写化を観てきました。

良くも悪くも「実写化」ですね。所々結果の違うところがあれど忠実に原作をなぞっています。一つ言えるのは「続編を作る気がない」ということです。詳細は以下!

簡単にまとめていきましょう!どうぞっ

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109シネマズ二子玉川さんで観てきました

 原作を読んでいて、内容がわかっているうえでの感想です。

良かったところ

1.セットの雰囲気

世界の作りは良かったですね。GFハウスや柵の向こう側などまさに実写でした。

どの辺をCGで作っているんでしょうね・・・。

ハウスの雰囲気も海外にあるような作りでしたし、若干古い感じも良い味を出しています。

世界の歴史を感じさせる作りをしていました。良い!

2.大人2人のキャスト

ママとシスターですね。北川景子さんと渡辺直美さん、お見事でした。

ママの余裕たっぷりの演技に、終盤見せるママの冷徹さ、完璧な佇まいであったと思います。

シスターは少しのギャグ要素が面白かったです。原作にもある通り、若干ネジの外れた振る舞いが再現されていました。

ただ、シスターの死亡シーンは原作の方が好きでしたね。。。振り向いて少し涙が見えるやつです。

3.音楽

やはり実写の魅力は音楽が乗るところですね。アニメもそうですが、熱いシーンには熱い音楽が必要です。レイがハウスに火をつけるところあたりからがクライマックスだと思うのですが、疾走感ある音楽と展開に引き込まれました。

4.「今作集中」の作り

冒頭でお話しした「続編を作る気がない」という点です。特に「ノーマンとママの死亡」です。この2点があることで作品が締まったと感じました。

ノーマンは自分を犠牲にしてみんなを助けましたし、ママが死亡したことで敵を倒したと話をまとめることができました。

そのため今後の王都解放編などは作成が不可能になると思いますので「約束のネバーランド実写化」としては今作限りなのでしょう。

残念だったところ

1.世界観とキャストのマッチ

海外が舞台で日本人がキャストな点です。仕方ないといえば仕方ありませんが、完全に日本人の顔をしているのに海外の名前で呼ばれているとやはり違和感を覚えます。

また、出荷される年齢は最高で16歳と引き上げられていましたが、浜辺美波さんが16歳というには少々無理があるのかと感じました。

幼い子を起用すると演技の面で難しくなるのかと思いますが、やや残念でしたね。

2.パパの登場

パパの登場は正直いらんかったと思いました。話をややこしくしてしまうのでしょうか。

ミネルヴァさんの死亡宣言も、せっかくみんなが逃げて希望がある!という終わり方にするには希望を削がれる要素になってしまったと感じました。

ファンサービスなのかもしれないですけどね。

終わりに

最終的にまとめますと、「実写化」として普通な作りであったと思います。

原作が面白いためストーリーは否応にも良いですし、キャストさんもレイを除いて演技は良かったです。エマを幼少にしてレイを少し大人にしても良かったのではないかと感じました。

原作を読んでいる方は小ネタ(ノーマン出荷時の荷物)など見どころがあると思いますので、映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

109シネマズ二子玉川さんでは感染予防対策もしっかりとしていました。

ありがとうございました。