気づきアンテナver1.00

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会社を休職する手順!正しい手順で周囲に迷惑をかけないようにしよう

休職する為の正しい手順とは?

会社への連絡は?お医者さんにもらう診断書?自分自身が休職を経験して分かった周囲に迷惑をかけないための手順を教えます。

 

私は適応障害により通院し、現在休職3ヶ月目です。復職まで残り約3週間を予定しています。正直あっという間です。

もし、あなたが仕事をするだけの心身の余裕がない場合、この記事を見ている場合ではありません。メンタルクリニックへ行ってください。

心身の異常を感じたら?まずは周囲に相談し、メンタルクリニックへ行こう。

1.心の異変に気づき、周囲に相談しよう

精神を病んでしまう予兆は人それぞれです。例えば

  • 夜中に目覚めて眠れなくなっている
  • 布団に入ると動悸が気になる
  • なんとも言えぬ不安感が常時まとわりついている
  • 会社に向かう途中で脱力感を覚える
  • 趣味で楽しんでいたことですらやる気が出ない

などなどです。これらは私が実際に感じていたことでもあります。

拗らせると「うつ病」など治癒が遅い病気になってしまいますので、まずは周囲に相談しましょう。家族、友人、同僚、先輩誰でもいいです。仕事の負担を減らしてもらえたり、原因を取り除くための協力をしてくれるかもしれません。話を聞いてくれる人いなかったらSNSにでも投稿してみるのはどうでしょうか。同じ症状を覚える人と話ができるかもしれません。

2.調子が悪い時は勇気を持って会社を休もう

症状が実際に現れると、「電車に乗ったはいいが、どうしても無気力感が拭えない」「立っていられなくなり途中下車してしまう」こんなことが起こってしまいます。みなさん真面目ですからそれでも会社に行かなきゃ迷惑がかかる!と思うでしょう。私もそう思っていました。

だめです。自分が第一に生きなければ人生ではありません

私は会社に行けないほど症状が現れてしまった時、初めてメンタルクリニックに行きました。

5月頃のコロナウイルスがどうこう言っていた時期でしたので、初めは内科に行きました。検査の結果、健康優良児そのものだったのでメンタルクリニックに行きました。

3.メンタルクリニックの先生と話しつつ、内容を家族や上司と共有しよう

メンタルクリニックに行って先生とお話ししたら、あなたの症状を身近な人に共有しましょう。症状を知る人が身近にいた方が絶対に良いです。1人で抱え込まないでください。

会社の方々があなたの症状を知っていた方が、何かあった時に理解してくれます。「最近眠れていない」など弱音を吐き出しちゃいましょう!きっと親身になって話を聞いてくれるはずです。

初めは薬物療法やカウンセリングによる治療が始まると思います。それで様子を見ていきましょうと話が進みます。焦らずに通院してください。薬物療法期間中は飲酒禁止です。医師からも説明があると思います。精神薬物とアルコールは過剰な相互作用があるためです。我慢しましょう。

4.安易に転職しようとしない

薬物療法やカウンセリングで症状が落ち着かなかった場合、休職・転職といった選択肢が現れます。安易に転職の選択肢を選ばないでください。メンタルクリニックに通っているあなたは精神が大変乱れている状態です。そこで転職活動をしたらどうでしょう?ストレスで心身は押し潰されます。先のことを考えるのは結構ですが、症状を治すことを最優先しましょう。

【本題】休職に必要な手続きとは

1.休職には医師の診断書が必要

休職は自分の意思で「したい」と思ってできるものではありません。医師による「休職が必要だと判断した診断書」を会社に提出する必要があります。

私の場合、医師に休職の相談をしたところ「医師に無理やり持たされたと言いなさい」と言われ診断書を出されました。

診断書を書いてもらうには約3000円程度の費用が必要です。診察代と合わせて5000円程度になると思います。延長のたびに診断書を書いてもらうことになるので、結構な出費です。

2.診断書を会社に提出する

上司や上長に「今後のことでお話がしたい」という旨を伝え、面談の場を設けてもらってください。あなたの都合で時間をとってもらうため、丁寧な気持ちを持って伝えましょう。

私は始業前の時間をいただいて話をすることができました。

用意したものは3つです。

  1. 医師からの診断書(コピーをとって1枚は手元に置いておきましょう。原本を提出)
  2. 症状、原因をまとめたメモ書き(スムーズに話せるように用意しましょう)
  3. 服用している薬のデータ(薬局で渡される処方薬一覧の紙で大丈夫です)

上記の3つを揃え、現状と休職したい旨を伝えてください。

3.仕事の引き継ぎ、休職願の記入をする

上司、上長と話をし休職了承が得られたら仕事の引き継ぎをしましょう。

私の場合、話をしたその日に仕事の引き継ぎをして12時頃には会社を出ることができました。周囲に恵まれていたと思います。

会社、部署によって引き継ぎの仕方は変わると思いますので迷惑をかけないようしっかりと確認してください。

その日から休職に入るのか、1日かけて次の日から休職に入るかも確認してくださいね。

仕事の引き継ぎができたら、休職願の記入です。会社によってフォーマットは変わると思います。必要な書類がありますのできちんと記入してください。

4.休職が確定するまでは同僚や他の先輩たちに休職の話をしない

まず相談するのはあなたの直属の上司です。上司が知らないのに他の先輩たちが休職を知っていたら上司はどう思いますか?頭越えられて話をされたら良い思いはしません。

デリケートな話題ですので、情報が確定するまで周囲へ無闇に話すのは慎みましょう。

当初の休職期間で職場復帰できない場合

1.復職予定日の1週間前には会社に連絡し、医師の診断書を提出する

1ヶ月の予定で休職したものの、症状が治らず休職を延長したい場合、再度休職の診断書が必要になります。この時、いきなり会社に診断書を突きつけるのはやめましょう

会社に「休職を延長したいが延長は可能か。どのような手続きが必要か」といった話をしてください。大抵の場合「医師の診断書の再提出」「休職延長願」の提出が必要だとなるはずです。

私の場合は医師から貰った休職延長の診断書を写真で送り、休職延長の了承を得ました。すると、会社から休職延長願の紙と返送用の封筒が送られてきましたので、記入して診断書の原本を添えて郵送しました。返送用の封筒には切手が貼られ、宛名が書いてあるなど、細やかな気遣いに感謝しています。

私は1ヶ月休職の予定が3ヶ月に延びたので2度、延長の手続きを行っています。

休職をする上で、経済的な注意点

1.休職中は給料が出ない

当然ですが、働いていないため給料は出ません。有給休暇とは違います。有給が溜まっている方はそちらを使用する選択肢もあるかと思いますが、、

「休職制度」を利用した場合は給料が出ませんので注意してください。

2.社会保険の支払い義務がある

給料は支払われませんが社会保険料は支払う義務があります。毎月お給料から数万円-数十万円天引きされているアレです。会社から支払いの通知書が届くと思いますので、指定の口座へ期限内に振り込むようにしてください。社会人の義務です。

3.傷病手当金の制度を知る

休職中、給料が支払われない代わりに「健康保険組合から支払われる保険金」があります。

傷病手当金は会社員であれば、基本的に誰でも申請が可能な制度ですので会社に制度の内容を確認してください。1ヶ月単位で支払いを受ける場合や、数ヶ月単位で支払いを受ける場合など人によって違いますのでしっかり確認しましょう!お給料の3分の2を毎月受け取れる制度です。

詳しく説明してくれているサイトがたくさんあるのでそちらを参考になさってください。検索検索!

終わりに

復職をするためにも医師の診断書が必要

復職をする際にも医師の診断書が必要です。必要な書類を揃えて会社に提出しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。もしあなたが心身に異常を感じているのであれば、ひどくならないうちにメンタルクリニックへ駆け込んでくださいメンタルクリニックというと変に思われそうとか考える必要はありません。日夜患者さんで溢れています。あなただけが症状を抱えているわけではないんです。たくさんの人が精神の異常に悩み、通院し、休職しています。

自分だけおかしいと思わずに相談する勇気を持ちましょう

自分の人生が第一です。周囲へ義理立ては最小限も必要ありません。自分にも言い聞かせてます。健やかに生きるため、最速で最善の選択をしてください。

最後まで読んでくださりありがとうございます。悩めるあなたの一助になれば幸いです。